スポンサーリンク

先日、札幌でHIV検査を受けてきた。

札幌市では毎月、各区の区役所でHIV検査を実施しているが、日数が少ないことと(年2日以外は)平日限定であることから、今回は以下で行いました。

サークルさっぽろ 無料HIV検査 相談室 札幌

http://www.circle-sapporo.com/

※HIVのみの検査なので、梅毒やクラミジアなどは含まれません

 

流れとしてはこのような感じ。

————————————————————————

1、まずは上記ページから、検査予約

2、検査当日、サークルさっぽろに行く(ちなみに東急ハンズの横と書いてありますが、東急ハンズは移転して、現在は札幌駅のビックカメラ横にある、東急の中にあります。なのでサークルさっぽろの横にはないので注意。)

3、検査説明やアンケートが挟まったボードを受け取り、個室の待合室で待機(性病に関する資料や、コンドームのサンプルやポケットティッシュがありました)

4、番号で呼ばれ、指定された部屋に入室する

5、担当の医師・看護師から検査の説明を受ける(10分程度) ※ちなみに私の担当は、比較的若い男性の看護師でした。

6、採血(ポール2本分。容量は不明だが、たぶん普通のサイズ。)

7、採血後、受付でボードを渡し、結果受取カードを渡される。検査結果を聞きにくる日程を決めたらこの日は終わり。大体20~30分。(アンケート書いていなければ、採血後に待合室で書ける)

8、検査結果を聞きに、もう1回サークルさっぽろに行く  ※結果受取カードを忘れずに。

9、結果受取カードを渡して、指定された部屋に入室する

10、検査結果を聞く  ※このときは、北大病院の先生から聞きました。

11、相談事などがなければ、これで検査終了

————————————————————————

こんな感じ。

 

個人的な感想とか、雰囲気とかは以下。

  • なるべく予約は早いほうが良さそう(特に土曜日は予約がいっぱいになりやすい)
  • 検査に来ていた人は、7~8割が帽子やマスクを着用(デリケートな内容ですからね。私は帽子はかぶっていましたが、マスクはしていません)
  • 1~2人ほどですが、検査に来ている人とすれ違います(空いているわけではないので)
  • 注射は痛くありませんでした(ちゃんと医師・看護師の方が注射します)

現状、性病検査なんて手軽に行けるというほど環境は整っていないし、無料でできる検査は大体混んでいるので、タイミングをうまく見つけて行くしかない。即日検査ができる場所も限られています。

でも実際のところ、検査結果を待っている1週間とかって、正直気が気じゃないなという風に思いました。私も仮にもしヒットしてしまったどうしようと考えてしまいました。ましてや、明らかなきっかけとか自覚がある人はなおさらだと思います。

「風邪を引いたから、病院行ってくる」程度の気軽さで、多くの人が検査できるようになれば良いなと思った今回の検査でした。あと、単に今の方法だとめんどくさいのもある。とはいえ、どうしてもお急ぎの方は、少しお金がかかってしまいますが性病科などでの検査をおすすめします。お金よりも身体を大切にしてください。正しくケアができれば普通に生きることも可能なので。

ちなみに私は過去に一度、クリニックでHIVをはじめとする性病フルコース検査を受けたことがありますが、保険証による医療費割引適用外だったために中々の検査費用がかかりました。たしか3万はかかった気が。

(2024/4/7追記)

こういうセンシティブなトピックを、センシティブにとらえず一種の教養として知る機会があってもいいと思ったので投稿。性病なので性に関するテーマである以上、ある程度の賛否はあるかもしれない。が、自分の身を守る術として知っておくのが早ければ早いほどいいと思っている。センシティブと表現した時点で自分でも多かれ少なかれそういうものであると考えてしまっている部分があると認めたようなものだが、こうした話題に対する見方や捉え方は今後変わってゆく、というかいまだった少しずつ変わってきている。