1月に受けた基本情報処理技術者試験にいまさら合格しました。なので何をやったら合格できたのか書き残しておこうと思います。
正直ほかの人の合格談を参考にするほうが良いので、あまり役立つような話にならない気がします笑
■スペック
- IT業界に数年在籍
- プログラミングは上手くない
- 学生時代の成績は普通
- (どちらかといえば)ギリ理系の人間
■参考書
●A問題『福嶋先生の集中ゼミシリーズ うかる!基本情報技術者』
ほかの参考書と比べていいところは、
- そもそもこれはなんぞや?というところから説明してくれるので、イメージを掴みやすい
- 手になじみやすい紙質というか、使いこむほど本が柔らかくなっていくのでこれだけ勉強してきたぜ!という実感がもてる
- 見開き2ページの中に情報を詰めこみすぎてないので、読むときの負担が少ない
これ以外の参考書もいくつか立ち読みしてみたが、個人的な感想としてはとりあえず暗記しとけ!みたいな印象。仕組みやなぜ?を説明してくれずに漠然としたイメージで終わってしまうのが嫌でした。あとイラストが多いのも苦手。
●B問題『出るとこだけ!基本情報技術者 科目B』
こちらの良いところとしては、
- 数少ないB対策用の参考書の中で予想問題が比較的多め+旧課程の過去問からもピックアップしている
- 正しい選択肢までの処理の流れや考え方を数ページ割いて細かく解説してくれる
- 解法テクニックが載ってる
自分はこれを使ったが、以下にある福嶋先生の集中ゼミシリーズでも良い。ただしアルゴリズムとセキュリティで別売りなのでコスパは微妙。
※アルゴリズム編
※情報セキュリティ編
■学習の仕方(A対策)
①1日でテクノロジ系1章を一通り読み通す(知らなかった事柄は適当な紙に殴り書きしながら読むとなお良い)
②その後3日くらいかけて過去問道場を1周(通勤中や空き時間を使ってちょこちょこ)
③1週間後にもっかい過去問道場やって忘れたり理解不足の内容を参考書で復習
④ある程度正解できて理解が深まってきたら次の章に進んで①〜③の繰り返し
⑤マネジメント系は感覚的に理解しやすいので、テクノロジ系を固めた後で対策スタート(試験2〜3週間前くらいから暗記し始めても間に合う)。あと、テクノロジ系で飽きたときにたまに眺めるのもあり
特に基礎理論の分野など、計算が必要な分野については、
- 例題と解説をざっと理解するまで読みなおす
- 練習問題や過去問を少しやってみて、全然できなさそうなら参考書に戻って理屈がわかるまで何度も読み込んだり、自分が理解できるように紙やノートにまとめてみる
- 気が向いたときに何度も見返して復習を重ねる(すると少しずつ感覚が掴めてくる)
という感じ。
間違ったり、正解したけどなんとなく自信なかった問題は解説と一緒にスクショ取っておき、家でゆっくり復習する。1日10分とかでもいいので、苦手分野を中心に参考書をペラペラ眺める。気が向かない日は1日10秒で参考書パラパラしたり1問解いたりまとめたメモ見返して終了でOK。
■学習の仕方(B対策)
とりあえずIPAから出てるサンプル問題を時間計って解いてみる。で、例えば文字列を探すといった問題が苦手なら、参考書で類似の例題を見て考え方や解き方を理解して数日後に再度解いてみる。
セキュリティは問題演習をこなすよりも見方や考え方が大事なので、とりあえず参考書の問題を使って学習し、知識不足があればA問題用の参考書に戻って確認するというループでなんとかなる。常識的に考えてこうじゃね?で選んだ選択肢が正解している状態を目指すというか。
★学習スタンス
言っちゃ悪いがこんなことに貴重な週末を費やして何時間も勉強する必要ない。時間の無駄。せいぜいサンプル問題を時間計って解くくらい。
平日に1分でも1時間でもいいから毎日短時間やる。そのほうがストレス少なくて済む。1日10秒だけでも勉強したことを思い出す習慣をつけるのもあり。それを積み重ねて、試験までに何回も参考書に目を通したり過去問道場を反復する。
IT業界目指す学生さんなら多少時間かけても良いけど、現役でプログラマやSEやってる人はすでに業務を通じて知った内容もあると思います。その感覚はぜひとも生かしてください。
計算問題やSQLみたいに、ロジックがどうしてもわからない!というときに1〜2時間取ってじっくり取り組めばいい。自宅だと集中できない人はカフェへ。
仕事柄、困ったときにたまにQiitaを見たりするけれど、できれば多くの人に有益な技術情報やエラー対処法を載せておくのが良いと思うのでQiitaを汚したくはない。だからこっそり書いておく笑
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