今更ながらですが、2022年8月20日、SoftBankからahamoへ回線を切り替えました。切り替えた理由は単純に節約のため。
ふとMySoftbankを確認したところ、2022年に入ってからの毎月の通信量が20GBを切っていたことがわかり「これはやるしかない!」と思い立つに至る(SoftBank:月々8500〜9000円。基本プラン+データメリハリプラン(50GB、7150円))。
ahamoが出た当時から切り替えを考えてはいたが、めんどくさいことを理由に移行する準備をずるずる先送りにしてきた。というのもこの後説明するが、キャリアメールが使えなくなってしまうのでメールアドレスの移行作業が必要だったからだ。
その結果、浮かせられたはずのお金が結構飛んでしまった。半年ほど放置してたので計3万円くらい。
切り替えてからは以前よりも毎月5000円の節約になっている。年間6万円。
正直もっと早く切り替えておけば良かったなぁと思うので、いまahamoに切り替えようか悩んでいる人のために1ユーザとして使用感や感想などを語っていく。参考になれば幸い。
ahamoについてざっくりと説明すると、こんな感じ。
通信量は30GB(ahamo大盛り:110GB(追加で80GBのオプションプラン))
かつ、5分以内の通話であれば無料(以降は30秒ごとに22円)
これで1ヶ月のコストは税込2970円(ahamo大盛り:4950円)となる。
より正確には、上記に加えて「ユニバーサルサービス料」として+2円、計2972円(大盛り:4952円)となる。私は最もベーシックな20GBプラン(※当時)で契約したので、月々2970円を支払っており、今年の10月からは同じ料金で30GBまで使えるようになった。
ちなみに30GBを越えると低速通信になるが、そこに追加料金は発生しないのでご安心を。また、残り1GBになるとお知らせ通知が届きます。
また、利用開始後は直近3ヶ月分の使用状況と請求額を確認できる。使用状況については、30GBは高速通信、オーバーした分は低速通信でそれぞれのデータ量をチェック可能(ちなみに以前は通話についても日付と1回ごとの通話時間で見れたり、データ通信なら日付とその日の使用量をメール、サイト、その他の3項目でそれぞれ確認できた気がする)。
安くて便利なんだけど、こんな注意点もある。
- 余った通信量は、翌月へ繰り越すことはできない
- 通信量の追加は1GB単位でしかできない(1GB追加:+550円)
- キャリアメールアドレスを使用できなくなる(docomoユーザはdocomoドメインのメールアドレスを使用できなくなる)
契約分の通信量を越えると低速通信になるので、もし通常の速度で使用したい場合は追加でパケット購入が必要。あと最後の点がめんどくさくて、それまで使っていたアドレスで登録していたサイトやサービスで変更をかける必要がある。
自分はGmailを使うようにしたので、それ用にGoogleアカウントを作成した後に思いつく限り利用しているサービスを洗い出し、手間をかけて登録メールアドレスを変更していった。逆に言うと、そこで思い出せなかったサービスはもう利用しないものとして忘れることにした。ただクレジットカードの明細を確認して、身に覚えのない課金が発生しているものがないことだけはチェック。
あと、思い出せたけど今後利用予定のないサービスについては、課金が発生しないことと残っている特典やポイントがないか確認して、使える特典は使っておいて、SoftBankアドレスが使用できなくなったタイミングでそのまま踏み倒すことにした。
私は以下の条件で申し込みした。
・端末・・・購入しない(以前から使っていたiPhone12 Proを流用)
・電話番号・・・引き継ぎ
・eSIMかSIMカードか・・・eSIM(端末のSIMロック解除が必要)
電話番号の引き継ぎ:MNPとSIMロック解除は事前にSoftBankに申請するため、解約前に必ず行う必要がある。また、eSIMを選んだので、申し込みから3日程度で使用できるようになった。eSIMにするとSIMカードのスロットが空くし、早く使うことができる。前のキャリアのSIMカードを抜くことだけは忘れない。
その後、届いた案内に沿ってWeb上で手続きを済まし、ahamoユーザーとしてデビューした。
手続きはひと昔前みたいに店頭でやっていたときよりも、自宅で進めることができるので楽だった。
あと、乗り換え前のSoftBank回線は20日締め日だったので、それまでに解約して、翌月で最終支払いを済ませるようにした。また、ahamoは初回のみ契約月の日割り計算だった。
ahamoとして使った感想としては、Softbankよりも回線が悪いということはなくむしろahamo(Docomo)の方が若干良い。ahamoは格安SIMの部類とはいえDocomo回線をそのまま使用しているので、品質は特に問題ないかと。5G回線で広範囲に電波も届いてくれるし、山道は微妙だけどスキー場の頂上とかはいける。多少電波が届きづらくなってもSoftbankよりは使い勝手がいいかな、と思った。今年は回線混雑とかいろいろあって、繋がりが悪かったこともしばしばあったが。
個人的用途としてはこんな感じで使っていて、いずれも特には不満なし。
1、車でYouTube垂れ流し
2、地図
3、日常的な操作(電話、LINE、ネットサーフィン、決済、アプリのデータ更新)
ドライブ中のBGMとしてYouTubeなどを再生しているが、長距離で行くことが多い私でもさほど通信量が大きくはならない。最初のころは、音源だけでなく動画もダウンロードするので結構かかるかなと思っていたが見ると月20GBも使ってない。動画は見ずに音だけ聞ければ良いので画質は落としている(Youtubeでは最低の360p)。というか、スマホで高画質にしてまで頑張る必要もないと個人的には思う。あと地図についても、Google Mapをちょこちょこ使っていた。
それと、外では通信容量気にしなくても基本的には問題ない。よっぽどヘビーな使い方をしない限りは。家ではwifi繋げればahamoとしての通信量を抑えられるし、電話はLINEかFaceTimeを使えばも通話料も抑えられる。
切り替えるかどうしようか悩んでいる人へ
ahamoへ切り替える理由は、主にいまの携帯料金を引き下げたいからだと思う。もちろんその分だけ使えるデータ通信量も減るので、直近数ヶ月の通信量によって移行する必要があるかどうか考えると良い。
とりあえず「20GBで足りる人」「2台目以降の携帯を持つ予定の人」には特におすすめ。そんなわけで、大体の人はahamoに移行することで携帯料金の節約につながる。20GBを超えることが少なくない人は大盛りオプションつけても、3大キャリアに比べるとまだ安い。
ただ、月1000〜2000円程度の節約だけでは移行に対してあまりモチベーションが上がらないだろう。なので、もしahamoに切り替えようか考えている人は「直近3〜6ヶ月程度の使用量を確認して、月20GBを超えていない月が半分あるかどうか」で判断すると良い。
普段20GBを超えていなければ気にせず移行すれば良いし、年に数回程度20GBを超えるようであれば1GBごとに通信量を追加してもそれまでと比較してコスパは良いはず。
自分の場合は切り替える直前6ヶ月分の通信量を見て、毎月20GBも使っていなかったから移行を決めたが、そこまでしなくても、最低でも直近3ヶ月で月20GB使わないなら切り替えても良いんじゃないかと思う。コンスタントに月20GBを超えている人でも、ahamo大盛りに移行しておくとじわじわと節約効果が出てくる。
たとえば月7000円の携帯代が5000円となるので3ヶ月で6000円、5ヶ月で10000円の節約につながる。見方を変えると「これからは何もしなくても、月2000円は安定して稼げる」ことになる。ネット上のアンケートやポイ活でお小遣いを稼ごうとするよりもはるかに効率的で楽。
あと、ahamoに限らずキャリアを切り替える際の手続きや準備がめんどくさくて後回しになっている人もいると思うが、正直そこは仕方ないのでどこかで早めに切り替えるといいと思います。自分はとりあえず切り替えと、最低限よく使うサービスに対してのメールアドレス変更だけ行ってから、あとはゆっくり気が向いた時にそれ以外のサービスに対してもアドレス変更を進めていった感じです。
softbankのメールアドレスからGmailのメールアドレスに移行するとか、SIMカードの発送を待つのがいやだけどeSIM使ったことないから不安だとか、MNPで電話番号引き継ぎだとか、若干iPhone側で設定が必要といったことは出てくるけど、それらの作業で月々の携帯代が安くなるなら悪くない労働だと思う。
そこを乗り超えたら、毎月のおこづかいが増えます。飲み代や書籍、化粧品、投資資金などに使えるからQOL上がるから本当に使ってみるといい。
もう冬だし、自分はスキー場のリフト代にしちゃおうかなぁと。
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